道路交通騒音アプレット

 環境影響評価に使用される道路交通騒音予測モデルとして、日本音響学会の「ASJ RTN-Model2003」というものがある。
 これは、自動車の走行を点音源列で再現して1台当りの騒音総暴露量を算出し、交通量からその積算量を算出し、その時間平均として等価騒音レベルを計算というモデル。
 このモデルで使用されている騒音の伝搬計算式や回折減衰の計算式を使って、道路交通騒音の分布を表現するアプレットを作ってみた。
 実行イメージは以下のとおり。車線数、時間交通量、大型車混入率、車速と計算地上高を設定して「Update」ボタンを押すと、それにあわせて画面上を自動車が走り、騒音レベルの分布がコンター線で表示されます。


 applet実行
 【操作方法】
  • 「Update」ボタンを押すと、設定に応じて、自動車の走行と騒音レベル分布が表示される。

  • 画面上を左ダブルクリックすると、その点を起点とする遮音壁入力モードになる。再度、左ダブルクリックして遮音壁高さを入力すると遮音壁が設定される。なお、道路上には遮音壁は設定できない。

  • 遮音壁上で左ダブルクリックをすると、遮音壁が消去される。

  • 灰色のドット上で右クリックし、「騒音記録」ボタンを押すと、その地点の騒音レベルのグラフが表示される。